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  • 2020/08/12
  • 2020/08/12
  • コイン東京編集部

金が急落して1,900ドルを下回る、ビットコインやテック株が連れ安

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金が急落して1,900ドルを下回る、ビットコインやテック株が連れ安 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
金が記録的な高値から下落しており、ビットコインの上値を重たくしている。ゴールドは12日午前に1890ドルで付近で取引されており、週末に到達した2,075ドルの記録的高値から4.2%下落している。ビットコインは4日連続で11,600~11,900ドルのレンジで取引された後、12日に11,300ドル前後に低下している。



仮想通貨取引所 SBIVC

金が急落して1,900ドルを下回る

2つの資産は最近、比較的強い正の相関関係を示していたため、金の下落がビットコインの上昇にブレーキをかけている可能性がある。金は8月7日まで3週間で1,800ドルから2,075ドルへと上昇した。同時期にビットコインは9,100ドルから12,118ドルに上昇した。データ分析のSkewによると2つの資産の過去1ヶ月間の相関係数は68.9%の過去最高に達している。

「ストアオブバリュー」としてビットコインを金と並べて評価するMicroStrategyなどの機関が出てきていた。シンガポールのQCPCapitalはテレグラム上で、「米国債利回りが活力を戻していることから、金は上昇力を失っている」と指摘した。

10年債券利回り
10年債券利回り
主要通貨指標
主要通貨指標

QCPは、ビットコイン価格に影響を与える可能性があるとして、債券利回りと金の動向に注目するように指摘しています。米国10年債利回りは0.6%付近で推移しており、直近の安値0.5%から10ベーシスポイント上昇している。

債券利回りが上昇し続ける場合は、金はさらに下落し、ビットコインを下押しする可能性がある。クオンタム・エコノミクスのマチ・グリーンスパン氏は、債券利回りの上昇にもかかわらず米ドルの価値が依然として低下し続けているため、「短期的な予測を立てることは困難」と述べた。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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