COIN TOKYO

  • 2020/08/22
  • 2020/08/22
  • コイン東京編集部 KAZE

イーサリアム(ETH)はテクニカルにて弱気相場目線が強い?イーサリアム(ETH)の今後を価格チャートから分析【8/22】

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イーサリアムのチャート分析画像
7月から上昇トレンドラインに沿って上値を伸ばしていたイーサリアム(ETH)は8月中旬に入るとそのままトレンドラインを下方へブレイク、本日8月22日まで短期下降チャートを形成しています。テクニカル指標でも複数弱気相場目線となるサインが確認されているイーサリアム(ETH)はこのまま下落することになるのでしょうか?

イーサリアム(ETH)は移動平均線を下回る展開に!

イーサリアム(ETH)価格チャート:対BTC4時間足

(TraidingViewのETH/BTC 4時間足チャート)

ETH/BTCの4時間足チャートを分析していきます。現在短期下降チャートを形成しているイーサリアム(ETH)は、今後も弱気相場目線が続く複数の要因が含まれているチャートが形成されています。

その要因とは一つ目がMACDによるダイバージェンスの発生です。8月15日までに上値を大きく伸ばしたイーサリアム(ETH)ですが、MACDでは高値更新とはなっておらず、ダイバージェンスが発生しています。そのためそれまで続いていた上昇トレンドが終了する可能性が含まれたチャートとなっています。

二つ目が8月15日の上値更新時に高い出来高を伴ったということです。7月から上昇チャートを形成してきたイーサリアム(ETH)が最高値でこれまでと比較すると高い出来高を形成した。この要因はチャート上で一時含み益が多く解消された可能性があり、相場観として一度様子見ムードに移行する形といえます。

複数の上昇トレンド終了サインの中で、本日8月22日までに移動平均線を下回ったことが三つ目の要因です。一度は移動平均線で反発も見せたイーサリアム(ETH)ですが、上昇は限定的。取引者の一部は押し目買いを狙った取引が行われたものの取引量としては限定的だった可能性があります。

対円(JPY)のイーサリアム(ETH)相場

イーサリアム(ETH)価格チャート:対JPY4時間足

(TraidingViewのETH/JPY 4時間足チャート)

ETH/JPYの4時間足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでも上述で説明した要因が一致している状況です。

既に本日8月22日までにダイバージェンスを発生させながら、20日移動平均線を下回ったイーサリアム(ETH)は、今後非常に買いにくい状況となり、売り圧力が優勢となりやすいそうばとなっています。

しかし対法定通貨チャートの場合は次に反発が起きやすい価格帯が8月8日、12日の下値とはっきりとしているため、短期的な下落後は一時的は反発は考えられる状況でしょう。

今後のイーサリアム(ETH)価格チャートで予想される動き

既に20日移動平均線での反発は終了し、二度目の接触では買戻しの動きも確認されていないことから、今後更に下落する可能性が高い状況にあります。

次に意識される価格帯は、0.032BTC台近辺です。0.032BTC台近辺は7月末の抵抗線及び、8月に入ってからの最安値が推移する価格帯であり、今後の相場でも十分に転換線として機能する可能性があります。

仮に反発を見せた場合は、再び20日移動平均線を上回る程の上昇を見せるのか注目しましょう。

イーサリアム(ETH)の今後注目すべき価格

イーサリアム(ETH)チャートで注目したい価格帯として、下値は0.032BTC台近辺に注目です。

上値に関しては20日移動平均線が推移する0.0338BTC台を上回ると、明確な弱気相場目線が緩和されることになり、再考する必要も出てくるでしょう。

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