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  • 2020/08/24
  • 2020/08/24
  • コイン東京編集部

暗号資産XRPホルダーへの「Spark」エアドロップ方法、SAPのデータエキスパートらが解説|リップルCEOはプロジェクトの利点を強調

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暗号資産XRPホルダーへの「Spark」エアドロップ方法、SAPのデータエキスパートらが解説|リップルCEOはプロジェクトの利点を強調 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
引用: How to claim Spark tokens(Ledger Nano users)より抜粋
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、XRPレジャーを使ったFlareネットワークについて語った。イベント『Inaugural Crypto Town Hall』でガーリングハウス氏は、「Flareネットワークは、XRP、イーサリアム、アバランチ(Avalanche)の特長を兼ね備えている」と述べた。



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XRP保有者に配布される「Spark」トークンへの関心の高まり

米リップル社の投資部門Xpringが出資しているFlare Networksは、暗号資産XRPの保有量に応じたトークン配布(ユーティリティフォーク)計画を8月10日に発表した。XRPの保有者は1:1の割合でSparkトークンを受け取れるという。FlareのCEOであるPhilion氏によると、Sparkトークンは「FXRP」発行の担保として利用できる他、Flareネットワークのガバナンストークンや、スマートコントラクトの手数料(ガス)の機能も担う。

ガーリングハウス氏によると、FlareはXRP(高速決済)、イーサリアム(スマートコントラクト)、Avalanche(最高のコンセンサス)を組み合わせたものになると説明した。

「Flareネットワークは、イーサリアム仮想マシンを統合したチューリング完全なスマートコントラクト・プラットフォームである。ネイティブ・トークンであるSparkは、XRPのフォークによって作成される。そしてFlareはXRP暗号化スキームを使用しているため、XRPユーザーが容易に利用することができる」。

リップル社投資部門Xpringが出資する開発企業XRPL Labsのリード開発者Wietse Wind氏は、XRPコミュニティ向けに「Sparkトークンの償還ガイド」を公布している。

SAPのビッグデータ専門家でXRP保有者のZac Shaiken氏は、ガイドに基づいてLedger Nano SウォレッからSparkトークンを要求する手筈を整えたという。トークン配布に参加するには、イーサリアムベースのノン・カストディ・ウォレットアドレス(MetaMaskやMyEtherWalletなど)が必要となるようだ。XRPLabsが開発しているXUMMウォレットでも、Sparkトークンを取得できる。

この作業は難しいことではないが、投資家にとって大事な資金にかかわるため慎重に進めたい。日本のbitbankを含む一部の取引所もSparkトークン配布への「対応を検討」しているが、Flareによる具体的なSpark配布スケジュールや方法は未発表であるため、続報を待ちたい。


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