(TraidingViewのETH/BTC 4時間足チャート)
ETH/BTCの4時間足チャートを分析していきます。9月以降も上昇チャートを形成し、上値を0.0404BTC台まで伸ばしたイーサリアム(ETH)は2020年度の最高値を更新する展開を見せました。
しかし9月2日より陰線の形成と共に、大きな下落を見せています。本日9月4日までにイーサリアム(ETH)は下値を0.0364BTC台まで落としており、9月以降の上昇分を全て戻した形となりました。
強い下落を見せたイーサリアム(ETH)ではありますが、下落後のローソク足には長い下ヒゲも複数形成されており、反発の動きも確認されています。また0.0364BTC台はイーサリアム(ETH)にとって、転換線として度々機能してきた価格帯でもあるため、これまでの短期下降チャートが一時止まる可能性も考えられるでしょう。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでも9月に入り大陽線を形成し上値を大きく更新する値動きを展開しました。しかし対BTCと同様に9月2日より大陰線を連ねる形となり、下値を大きく落としています。
本日9月4日までに推移している価格帯は8月上旬以降の下値近辺であると同時に8月7日以降からの上昇トレンドラインが推移する価格帯でもあります。
そのため9月2日以降の下落の値動きから一時落ち着きを取り戻しやすいものの、MACDでは更に大きなダイバージェンスも発生しており、下落への不安感が高まっている相場と言えるでしょう。
9月2日より強い反落の値動きを見せ、9月以降の上昇分を全て戻した形となったイーサリアム(ETH)ではありますが、下落のローソク足では下ヒゲを伴うローソク足も連なっており、下落が一時落ち着きを取り戻しやすい相場となっています。
また長期的に見ると、7月以降引き続き上値を切り上げている展開にもなっているため、9月以降に2020年の最高値を更新したイーサリアム(ETH)はまだまだ上目線となる取引者も多く存在するでしょう。
更なる下落へ危惧するポイントとしては、MACDにて更に明確なダイバージェンスが発生したことです。9月分の上昇ではMACD線の上昇は限定的であり、上昇トレンドのサインが継続しています。そのため特に移動平均線ブレイク時にはトレンド転換の可能性も十分に考慮する必要があります。
イーサリアム(ETH)チャートで今後注目したい価格帯として、下値は0.0364BTC台を下回ってしまうのかどうかで相場観に変化を感じましょう。
上値に関しては2020年の最高値である0.0404BTC台更新にもまだまだ期待できる相場となっています。
ビットコイン(BTC)は非常に強い下落!今後の展開は?ビットコイン(BTC)の今後を価格チャートから分析【9/3】
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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