ETH/BTCの日足チャートを分析していきます。9月1日までに上値を0.0406BTC台近辺まで上昇させたイーサリアム(ETH)でしたが、その後の反落により下値を0.0311BTC台まで落とす展開となりました。
0.0311BTC台はイーサリアム(ETH)チャートにとって、75日移動平均線及び一目均衡表の雲が推移する価格帯であり、テクニカル指標上反発が見られやすい価格帯でもあります。
しかし9月5日までの反落にて、8月5日以降から形成されていた上昇トレンドラインは下に抜ける形となったイーサリアム(ETH)。現在は下落後の反発により再び上回る展開となっているものの、再び下落が意識される相場へと変わりつつあります。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでも9月2日より非常に強い下落の値動きを見せ、7月末の上昇トレンドを一段落させた形となっています。
イーサリアム(ETH)チャートではMACDによるダイバージェンスも発生していたため、現在の反落はテクニカル指標通りということになるでしょう。
現在は2018年9月以降から度々レジスタンスラインとして機能していた価格帯へ接触を見せているイーサリアム(ETH)。長期的なレジスタンスラインであったこともあり、今後反発の値動きは見られやすいものの、仮に下回る展開となる場合、イーサリアム(ETH)は再び2018年から2020年上半期の下値圏で推移することになります。
対BTCチャートでもMACDにてダイバージェンスが発生したことにより、上値更新の展開が終了し、下値を一度大きく落とした形となっています。
焦点は現在推移している価格帯が底となるのかどうかということになります。
現在のイーサリアム(ETH)は8月上旬からの最安値が推移していた価格帯であると同時に75日移動平均線や一目均衡表雲が推移する価格帯でもあります。
そのため今後強い反発が見られる可能性があるものの、反発が直近上値を超えることが出来ない場合、再び下降サインであるhead and shoulderも可能性として加わり相場観としては下落への不安感が高まることになるでしょう。
イーサリアム(ETH)チャートにて今後注目したい価格帯として、0.0315BTC台を明確に下回ってしまうのか、直近上値である0.0405BTC台近辺まで上昇することが出来るのか注目しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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