BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。9月4日以降横ばいの値動きを続けているビットコイン(BTC)、現在推移している価格帯は7月末以降の上昇チャートに対する最後のフィボナッチラインであると同時に200日移動平均線が近辺に推移している価格帯でもあります。
超長期移動平均線に接触することになるビットコイン(BTC)はここで再び買戻しをしたいところではあるものの75日移動平均線や一目均衡表雲も上値に推移しており上値が重い展開となっています。
短期的に見ると下値を保ちながら9月5日以降から徐々に上値を切り下げる展開となっていましたが、売り注文の減少により一時的に買い圧力が発生、上値の切り下げを否定する形となっています。
ビットコイン(BTC)の売り注文量が減少したことにより、短期的には一度直近上値を超えたビットコイン(BTC)。売り注文量は7月末の上昇チャートに伴う上昇分が解消された形となります。
つまり上昇に対してそろそろ反落するだろうと溜めていた売り注文をした取引者にとって、現在の下値が一旦の底値だと判断して解消したことになるでしょう。7月からの上昇は非常に上値を大きく伸ばしていたこともあり、早く売り注文を手放したいという心理も働きやすい相場です。
更に対する買い注文も再び上昇の動きが確認されています。なによりも200日移動平均線直上で揉み合いの値動きとなっている点が底値と判断する要素となっている可能性があります。
では今後売り注文の減少と買い注文の上昇により、再び上昇チャートを形成するのでしょうか?前述にも説明したように、現在推移している価格帯の上値には75日移動平均線や一目均衡表の雲も推移しており、上値は非常に重く、簡単には上昇チャートを形成することは困難でしょう。
また日足チャートではこれまで下値付近接触で長い下ヒゲを形成していた状況だったにも関わらず、本日9月8日形成中のローソク足は下値接触を見せながらも実線となっていることからも売り圧力が優勢と判断しやすい状況です。
再び75日移動平均線を超える場合、一気に買戻しの動きが見られる相場ではあるものの、現在の状況では更に下値を落とす不安感が強い状況です。特に200日移動平均線を下回る場合、超長期的にも相場は悲観的に傾きやすいため注意が必要でしょう。
ビットコイン(BTC)チャートで今後注目したい価格帯として、上値は113万円台を明確に上抜けすることになるのか注目です。
下値に関しては103万円台ブレイクで下落の加速に警戒が必要です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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