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  • 2020/09/22
  • 2020/09/22
  • コイン東京編集部

英米の機関投資家の90%が「今後5年で暗号資産投資を増やす」見通し-Evertas調査報告

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英米の機関投資家の90%が「今後5年で暗号資産投資を増やす」見通し-Evertas調査報告 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ブロックチェーン分野の保険会社Evertasは、アメリカとイギリスの機関投資家を対象に行った調査結果を発表した。レポートによると、調査対象者の90%は今後5年間に暗号資産への投資を増やす見通しを持っていることが分かった。その要因として、「規制の改善」や「流動性の向上」が挙げられている。



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英米の機関投資家の90%が「今後5年で暗号資産投資を増やす」見通し

暗号資産投資を増やす理由
暗号資産投資を増やす理由

Evertasは、合計管理資産で約784億ドルを有す50の機関投資家(年金基金、ファミリーオフィス、保険会社、ソブリン・ウェルス・ファンド)を対象に調査を行った。Evertasの委託を受けて、市場調査会社Pureprofileが7月に実施したものだ。

回答者の64%は、暗号資産投資の「少量の増加」を期待しているとしている。また、回答者の26%は、今後5年間でビットコインやその他の暗号資産への投資を劇的に増加させると考えているとした。つまり、調査対象の機関投資家の90%が、暗号資産の保有量を増加させる可能性があることを示している。

暗号資産投資を増やす理由(上図)として、回答者の84%が「将来的に規制インフラの改善により、投資の実行性が高まる」と回答した。また80%が「将来的に暗号市場の拡大により、流動性が今後さらに向上する」と回答した。76%は、「メインストリームの金融サービス会社やファンドマネージャーが、より多くの暗号資産投資に参入すると考えている」と回答した。同じく回答者の76%は、「債券のマイナス金利や利回りが、暗号資産投資に参入を後押しする」と考えていることが分かった。

一方、回答者の約56%が暗号投資の「保険の選択肢がない」ことを非常に懸念していると回答している。54%が、機関投資家にサービスを提供する暗号資産関連会社の業務形態やコンプライアンスについて、「非常に懸念している」と回答した。

Evertasは今年初め、暗号資産投資会社Morgan Creek Digitalが主導するシード投資で、暗号資産保険商品の開発を目的に280万ドルを調達した。


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