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  • 2020/10/10
  • 2020/10/10
  • コイン東京編集部

DeFiはショート市場か?暗号資産取引所FTXのサムCEOがビッグショートの嫌疑を晴らす-アルトコイン一気読み

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DeFiはショート市場か?暗号資産取引所FTXのサムCEOがビッグショートの嫌疑を晴らす +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
暗号資産デリバティブ取引所FTXのCEO、サム・バンクマン・フライド(SBF)氏は一連のツイートで、自身のデジタル資産投資会社Alameda Researchの投資方針について説明した。同氏はあくまでも、ヘッジのためにショートを使用することがあると認めている。



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FTXのサムCEOがビッグショートの嫌疑を晴らす

おそらくSBF氏の声明は、中国メディア8BTCによるリークに対する回答と推測される。8BTCが最近共有した画像によると、「SBFはDeFiアプリケーション上で大量のYFI、UNIトークンを借入れ、ショートしてきた」とみなされている。FTX及びSBFはこれまでにも大量の資金力を使ってイールドファーミングを行っていることで知られており、SNS上では物議を醸していた。

実際に、YFI、UNIの価格は最高値から60%以上下落したが、SBFが大量の同トークンを大規模に売却し、意図的にショートで利益をあげたどうかは不明だ。DeFiのオープン市場は誰でも参加可能であり、8,000 WBTCを担保にYFI、LINKトークンを借り入れたユーザーが観測されている。現在、ビットコインを担保にイーサリアム上で発行できるWBTCは、95,000WBTC(10億ドル以上)が発行されている。

そもそもyearn.financeは、プロジェクトリーダーのツイッター引退や、派生プロジェクトのハッキングなどFUD(不安、不確実性、恐れ)によって価格が低迷していた。バイナンスなどの無期限先物市場ではオープンインタレストが膨大に積みあがっている。しかし、市場のショーターはポジションを決済するために、ある時点で買い戻さなければならない。ツイッターアカウント「YFI Blue Bull(@yfi_bull)は、サプライズアナウンスが起これば「1,000 YFI以上の大規模な購入の連鎖が起きる」と指摘している。

SBF氏は、有望なプロジェクトであろうと、「短期的にどのトークンが上昇するか、あるいは下落するかは俺は知らない」と締めくくった。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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