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  • 2020/10/15
  • 2020/10/15
  • コイン東京編集部

「ビットコインがe-mailなら、イーサリアムはインターネット」。CFTC委員長がDeFiの革新性を評価。

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「ビットコインがe-mailなら、イーサリアムはインターネット」。CFTC委員長がDeFiの革新性を評価。+仮想通貨ニュースサイト コイン東京
商品先物取引委員会(CFTC)のヒース・ターバート(Heath Tarbert)委員長は、イーサリアムの革新性について評価した。同氏は、イーサリアムや分散型金融(DeFi)が米国の証券法と金融商品取引法との折り合いについてCoindeskに対して語っている。



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ビットコインがe-mailなら、イーサリアムはインターネット

イーサリアムは、今後の「Ethereum2.0」アップグレードによりPoS(プルーフオブステーク)に移行する。トークン保有量を重視したネットワーク運用に切り替わることについてターバート氏は、必ずしも「イーサリアムが証券分類に該当するとは言い切れない」と語った。企業や実際には企業が牽引している暗号資産に比べて、「イーサリアムはそれでもはるかに分散化されている」と同氏は加えた。しかし、今後のイーサリアム(ETH)の証券性については、SEC(証券取引委員会)の判断を尊重するとしている。

ターバート氏はまた、分散型金融(DeFi)の革新性について認めている。同氏は、「従来の金融システムの仲介機能を排除」する可能性があり、究極的にはシステミックリスクを軽減する可能性さえあると語った。

DeFiプロジェクトについても知見が深いターバート氏は、それぞれの証券性についてスマートコントラクトとトークン配布方法に基づいて判断されると語った。例えば、UniswapのガバナンストークンUNIは、無料でエアドロップされた点で一線を画しているとした。しかし、Yearn.Financeのようにフェアローンチを主張するガバナンストークンについては、創設者のパワーバランスや市場操作の懸念を厳しく評価する必要があると語った。


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