ベラルーシは8月の大統領選以降、激しい政治的不安の渦中にある。9月末にアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が非公開就任式で6期目(26年目)の就任宣誓を行ったため、不正選挙と独裁に反対する大規模デモが発生。150人以上が逮捕された。欧米諸国は、ルカシェンコ氏の大統領就任を承認しないと表明している。
こうした事態が経済活動にも影響を及ぼしている。ベラルーシダイジェストによると、人々は一斉に銀行口座からルーブルを引き出し始め、ドルや他の通貨に交換し始めた。一方、労働者はストライキを行い、IT企業は他の場所への移住を計画しているという。
エコノミストは、中央銀行が国有銀行を支援する流動性を使い果たすと、ベラルーシ経済はさらに苦しくなると予想している。さらに、政府への信頼の欠如はベラルーシ・ルーブルの価値低下を誘発するだろう。多くの人々が国外に移動したり、資本を避難することで、事態が悪化する可能性がある。
こうした時期に、ビットコインのベラルーシルーブルがプレミアムレートを示している。市民の不安の拡大に伴って、ビットコインの需要が高まっていることを示唆している。
“We could wire money into Latvia and withdraw cash and carry it across the border into Belarus but that’s not a very safe way. We now have a new way of providing economic support for the democracy movement.” @gladstein
— Yan Pritzker (@skwp) October 14, 2020
They’ve used #bitcoin to move 400k eur of bitcoin in! https://t.co/Y9k0kOhpo9
具体的に、ベラルーシではビットコインを利用されている。例えば、地元の非営利団体BYSOLは、ルカシェンコ政権に抗議したために職務を追放された人々に、ビットコインを支払う形で支援している。このグループはこれまでに約200万ドルの寄付金を集めた。
これは、政府主導の取り締まりから自分たちを守る、ビットコインの重要な役割を示している。
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