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  • 2020/10/26
  • 2020/10/26
  • コイン東京編集部

約10億ドルの資産を預かるDeFiアグリゲーターHarvest Financeにハッキングの疑念

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約10億ドルの資産を預かるDeFiアグリゲーターHarvest Financeにハッキングの疑念  +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
約10億ドルの資産を預かるDeFi大手イールドファーミングアグリゲーターHarvest Financeにハッキング疑惑が持ち上がった。既にイーサリアム上で使用できる「renBTC」にして8500枚(1億5000万ドル相当)がキャッシュアウトされたと見られている。FARMトークンは40%急落した。



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Harvest Financeにハッキングの疑念

ハッカーはrenBTCとTornadCashを介して盗んだ資産を売却しようとしている。コミュニティによると、TornadCashを介して2,400万ドル相当がUSDCやUSDTに換金された。

Harvest Financeはユーザーの資金を一括管理し、UniswapやCompoundなど様々なDeFi(分散型金融)プロトコルに流動性を提供し、報酬トークンを分配する集約サービスだ。DeFiPulseによると、Harvest FinanceのTVL(トータル・バリュー・ロックト)は9億4700万ドルでDeFi市場6番目の規模だ。事態は混乱しており、問題の詳細はまだ明確ではないため、誤報に注意する必要があるが、現在、イールドファーミングを行っているユーザーや、DeFiトークンの保有者は影響を被る可能性があるため、警戒する必要がある。

Coinmarketcapによると、CRV-RENBTCの金庫(Vautlt)は1170万ドルを担保している。Discord上ではユーザーの不満が噴出しており、Harvest financeの過失と信じている者もいれば、Curveの問題であると主張するものもいる。

Harvest financeの監査書類では、単一の管理者キーの存在や、12時間の取引タイムロックの存在が危惧されていた。開発者は改善を主張していたが、ユーザーの不安を駆り立てているようだ。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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