BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。10月に入り、著しく上昇の値動きを続けてきたビットコイン(BTC)は、既に2020年の最高値である132万円台を明確に突破し、現在最高値を139万円台まで伸ばしています。
2020年の最高値を更新することで次に意識される価格帯は2019年時の最高値である148万円台近辺まで意識されることになるでしょう。
しかし短期的に見ると、現在のビットコイン(BTC)は上昇の勢いが徐々に落ち着きを取り戻しつつある段階です。MACDの観点で見ると、現在推移している価格帯は2020年上半期からのレジスタンスラインとなっていることも上昇を一時落ち着かせる要因となっているでしょう。
更に最高値を更新したビットコイン(BTC)の注文比率チャートでは売り注文が急増の動きを見せ始めていることもわかります。
移動平均線の観点ではパーフェクトオーダーが完成され、明確な強気相場目線となっているビットコイン(BTC)。しかし長期移動平均線との乖離率はおおよそ20%前後となっており、一度含み益を解消したいという心理も働きやすい相場です。
特に来週にはアメリカの大統領選挙も予定されており、暗号通貨市場に関してもボラティリティの上昇や相場転換などの不安は高まる環境と言えるでしょう。
今のところ上昇後、強い反落を見せていないビットコイン(BTC)は、未だ買い注文の解消の動きが生じていない可能性が高いものの、一時強い調整の動きを見せる可能性は考えられます。
MACDによるレジスタンスラインの展開、売り圧力の急増の確認から、新規で買い注文を取りにくくなってきているビットコイン(BTC)相場はチャート上、上昇の動きを鈍くさせ始めています。
まずは来週の大統領選挙までに、一度含み益を解消しようとする値動きが見られるのか注目しましょう。現在の相場は短期的に見ると、上昇はしにくく、下落の要因はしっかりとある状況です。
長期的には変わらず強気相場目線ではあるもの、比較的強い反落を起きやすい相場だということを頭に入れておきましょう。
ビットコイン(BTC)チャートにて今後注目したい価格帯は、上値に関しては140万円台に注目です。140万円台突破時はMACDによるレジスタンスラインも突破している可能性があり、次なる直近上値である150万円台出前まで一度上昇する可能性は考えられます。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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