BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。11月上旬より上昇の勢いを強め、2019年の最高値である149万円台近辺を容易に抜け、更に節目である160万円台も一時突破する値動きをみせたビットコイン(BTC)。
160万円台突破後は反落の値動きへ切り替えたものの、2019年からの最高値であった149万円台近辺で下落を止め、本日11月9日までに再び上昇の値動きへ切り替えています。
前回の最高値という明確な価格帯で下値が支えられたビットコイン(BTC)は長期的にも見て、強気相場目線が継続される展開となっています。
しかし反落後の上昇の値動きは11月6日時点の上値を未だ突破しておらず、一時レンジ相場へ移行する可能性も考えられます。
ビットコイン(BTC)の注文比率チャートを確認した場合、買い注文は大幅に減少しているにも関わらず、売り注文量は未だ多く残っている状況です。
現在短期的に上値を更新できていない一つの理由も、売り注文量の急増が考えられ、明確なサポートラインは形成され、長期的に強気相場目線は継続ながらも一時レンジ相場へ移行する可能性が高い相場となっています。
今後注目したいポイントとして、現在形成された下値が今後もサポートラインとして機能し続けるのか、今後接近しつつある20日移動平均線接触に合わせて押し目買いの値動きが見られるのか注目です。
前述にもご説明したように、現在のビットコイン(BTC)相場は注文比率から売り圧力が強まる相場となっており、上値はなかなか重い状況となっています。
そのため長期的には強気相場目線継続ながらも、短期的にはレンジ相場を形成する可能性が考えられます。
仮に今後の値動きの中で149万円台を大きく下回る展開となってしまう場合、重要なサポートラインを下回ってしまったビットコイン(BTC)は更に多くの買い注文を一時手放す可能性があり、売り圧力を高め、大幅な下落を見せる可能性もあるため警戒が必要です。
ビットコイン(BTC)チャートにて今後注目したい価格帯として、下値は149万円台がサポートラインとして機能し続けるのか注目しましょう。
上値に関しては直近上値である165万円台を超えることが出来れば、レンジ相場が否定される可能性が高まります。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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