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  • 2020/11/11
  • 2020/11/11
  • コイン東京編集部

「機関投資家は金からビットコインに目を向け始めている」-JPモルガン

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「機関投資家は金からビットコインに目を向け始めている」-JPモルガン+仮想通貨ニュースサイト コイン東京
JPモルガンのアナリストによると、機関投資家が金よりもビットコインに目を向けてきているため、ビットコインの価値は10倍に上昇する可能性がある。



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金からビットコインに目を向ける

JPモルガンが発行したビットコイン価格とファンダメンタルズの調査レポートによると、ファミリーオフィスなどの一部の投資家は、ここ数か月で金ではなくビットコインにより多くの資金を割り当てている。これにより、ビットコインの大幅な価格上昇を促進する可能性があると言及された。

ビットコインは過去1か月で急上昇し、また採用が加速して関心が高まっている。PayPalは、顧客口座から暗号資産を購入、販売、交換できるようにすることを発表した。Squareは、「将来、よりユビキタスな通貨」になる可能性があるため、5,000万ドル相当のビットコインを購入した。

JPモルガンによると、Grayscale Bitcoin Trustの拡大は、ビットコインの需要がミレニアル世代などの個人投資家の若いグループだけでなく、ファミリーオフィスや資産運用会社などの機関投資家によっても推進されていることを示唆している。

「これらの機関投資家は、おそらくファンド形式でビットコインに投資するという志向を反映しており、Grayscale Bitcoin Trustの最大の投資家となっているようだ」。

JPモルガンはまた、Grayscale Bitcoin Trustの10月の資金流入額が、10月中旬以降に観測された金ETFからの流出フローと同規模であると強調した。つまり、これまで金ETFに資金を割り当てていたファミリーオフィスなど一部の投資家が、代替資産としてビットコインを採用したという推察を提示している。

ビットコインが「代替通貨」として金と競争し続ける場合、「ETFまたはゴールドバーへの民間部門の投資総額を踏まえると、BTCの時価総額はここから10倍に上昇する」とJPモルガンは主張している。

MicroStrategyのCEOであるマイケル・セイラ―氏は、ビットコインが最終的にゴールドを補完する資産になると主張した。11月9日のCNBCとのインタビューで、ヘッジファンドの大御所スタンレー・ドラッケンミラーは「ビットコインの賭けは、金への投資よりも大きな実を結ぶかもしれない」と語った。


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