COIN TOKYO

  • 2020/11/20
  • 2020/11/21
  • コイン東京編集部

仮想通貨イーサリアムは800ドルを目指す展開。ETH2.0ローンチに向けて強気にシフト

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仮想通貨イーサリアムは800ドルを目指す展開。ETH2.0ローンチに向けて強気にシフト +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
イーサリアムのアップデート「ETH 2.0」の起動は、イーサリアムの価格にとって強気の触媒となるだろう。現在のところ、オンチェーン指標は強気のシグナルを示している。



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仮想通貨イーサリアムは800ドルに上昇する可能

11月20日に514ドルの高値を付けたイーサリアムは、現在511ドルで取引されている。

イーサリアムは「Ethereum2.0(セレニティ)」と呼ばれるプロトコルアップグレードを控えており、ステーキングが開始される重要なマイルストーンに到達する。ETH2.0は段階的なアップデートにより、ネットワークの安定性、安全性、スケーラビリティの向上が期待されている。

ETH2.0のフェーズ0(ビーコンチェーンのリリース)は12月1日を予定している。その起動には、預金アドレスに少なくとも16,384台のバリデーターから524,288ETHを確保する必要がある。現在、目標の20%を調達している状態であり、Arcane Researchなど一部のコミュニティは目標未達を不安視している声も見られる。

しかし、イーサリアムの共同設立者であるヴィタリク・ブテリン氏は期限を守るために全力を尽くすことを誓っている。また、開発者は目標未達により遅延となった場合の代替案を設けており、計画全体を脱線させることはないと述べた。Ethereum 2.0の開発者であるダニー・ライアン氏によると、閾値達成から7日後にジェネシスブロックをいつでも起動できるという。

最近、オンチェーン指標はETHの長期的な成長を示唆している。仮想通貨イーサリアム(ETH)の取引所への流入量は減少しており、イーサリアム現物の売却圧力は弱まっている。また、新しいETHアドレス数は増加し続けており、こちらも価格上昇を示唆している。

IntoTheBlockの「価格帯別の入出力(IOMAP)モデル」によると、460ドル~473ドルの間で120万以上のアドレスが1030万ETHを購入しており、サポートとみなされる。上方向は抵抗帯が無いため、500ドルのレジスタンスを上回れば、ETH/はチャート上の次の長期目標である800ドルに上昇する可能性がある。

しかし、ETH2.0のローンチが延期となれば、売り圧力が急増するだろう。460ドルのサポートレベルを下回れば、次の重要なサポートである400ドルまで価格を押し下げると想定される。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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