ETH/BTCの日足チャートを分析していきます。イーサリアム(ETH)は11月20日、21日で非常に強い上昇の値動きを起こし、上値は2019年2月の高値に接触するほどの値動きとなりました。
しかしその後の値動きでは持ち合いの形を経由しながら、下降チャートを形成。12月17日には更に下落の勢いを強め、12月22日時点の下値として推移していた0.0267BTC台まで下落しています。
短期的な下降チャートを形成しているイーサリアム(ETH)ですが、現在推移している価格帯は、2020年4月から7月までのレンジ相場のレジスタンスラインであると同時に、11月以降のサポートライン。更には2020年1月から形成される上昇トレンドラインが推移する価格帯となっており、多くの理由から固い下値を形成しやすい価格帯となっています。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対BTCチャートと比較して、11月上旬より徐々に上値を更新させる値動きを展開している対法定通貨チャート。
しかし12月17日以降の値動きでは、これまでの上昇チャートに対して天井を意識する相場となり始めています。
12月17日には対BTCチャートでも下落の勢いを強めたタイミングであり、17日以降のローソク足には長い上ヒゲを伴う形が連ねた後に大陰線の形成となっています。
またMACDでもダイバージェンスが発生しており、上昇トレンド終了の可能性が生まれている状況です。
注目したいポイントとしては、11月24日以降から形成されていたレジスタンスラインがサポートラインとして機能するのかどうかを注目したいところです。サポートラインとして機能しない場合、イーサリアム(ETH)は大幅な下落を見せる可能性があります。
短期的には非常に強い下落の値動きを見せているイーサリアム(ETH)ですが、本日12月21日に推移している価格帯は多くの理由からサポートラインとして機能しやすい価格帯でもあります。
逆に現在の価格帯を下抜けする形になる場合、長期的にも弱気相場目線の見方が強まることにはなるものの、まずは本日12月21日から数日にかけて強い反発の値動きが認められるのか、ラインを明確に下回るのか注目しましょう。
ライン上で揉み合いの値動きを形成した場合も、相対的に2020年1月からの上昇トレンドラインを下回る形となり、下落への可能性が高まる相場でもあります。
イーサリアム(ETH)チャートにとって、最も注目したい価格帯は多くのラインが絡み合っている0.0261BTC台近辺です。
0.0261BTC台を下回る値動きとなる場合は強い下落の動きに警戒も必要でしょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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