(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。1月10日の強い下落の値動きにて、下値を一気に308万円台近辺まで落とす展開を見せたビットコイン(BTC)はその後揉み合いの値動きを形成しています。
揉み合いの値動きは、上昇チャネルに沿って、下値・上値共に切り下げる展開を序盤に見せていたものの、1月15日の大陰線にて上昇チャネルを下方へブレイク、しかし下値は1月上旬のレジスタンスラインとして意識されていた360万円台近辺で再び反発の値動きを見せ、レンジ相場以降下値をしっかりと切り上げる展開となっています。
二度目の反発は非常に限定的な値動きとなり、上値は393万円台近辺でストップ。そのまま直近安値をわずかに下回る値動きを展開させたビットコイン(BTC)はこれまでの下値切り上げの展開を否定しており、方向感が定まらない値動きを見せています。
上値を切り下げながら、直近安値である1月16日の下値をわずかに割る値動きを見せたビットコイン(BTC)ではあるものの、ローソク足の形を確認すると、しっかりと下ヒゲを伴っている状況であり、依然360万円台近辺ではサポートが意識される展開となっていると考えることが出来ます。
しかし1月17日からの反発では更に上値を切り下げる展開も見せており、買い圧力が衰えつつある印象のある相場です。徐々に売り圧力が溜まっているビットコイン(BTC)相場で、今後どれだけ360万円台近辺で反発を繰り返すことが出来るのかが注目するポイントとなります。
特に本日1月18日の直近ローソク足では大陰線が形成されつつある展開となっていますが、1月17日の安値へ接触することなく、再び反発の値動きを起こすことが出来れば、上昇チャートを示唆する逆head and shoulderも意識される展開となり、注目したいポイントとなっていきます。
今後の短期的な見方としては、現在の反落がどこまで落ちるのかということが注目するポイントです。仮に直近安値である350万円台を下回る場合、短期的な逆head and shoulderは否定されることになり、下落への不安感が更に高まる値動きとなります。
その場合、下値は334万円台近辺まで下落する可能性も考えられるでしょう。
上値に関しては、1月8日からの下降トレンドラインが推移する400万円台近辺を突破することで短気的な相場観が強気相場目線へ傾く可能性もあるものの、まだまだ値動きの幅も大きく、長期的に上昇チャートがすぐに形成されるとは考えにくい相場ともいえるでしょう。
ビットコイン(BTC)チャートで今後注目したい価格帯として、まずは今後の下落の値動きにて下値が350万円台をタッチするのか注目しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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