我々はプロジェクトとエンドユーザーの安全性を確実にするために、ブロックチェーンのコードとトークン発行モデルを監査してセキュリティを確保しようとしています。セキュリティ監査は、ブロックチェーンの内部開発チームだけでなく、外部のソフトウェア監査を入れるよう要求しています。
USDtは最高のセキュリティ基準に従って構築された特定のブロックチェーンでのみ発行されます。流通網に加えるブロックチェーン自体と、そのトークン・マネジメントのセキュリティ監査を要求します。つまり、トークン発行・償還プロセス全体を網羅する監査を必要とします。これらのオペレーションはすべてハードウェアウォレットを使用したマルチシグモデルで処理されることを要件としています。
当社のコアチームはサポートする各ブロックチェーンと連携し、すべてのオペレーションとスマートコントラクトがブロックチェーン自体によって適切に監査され、検証されていることを確認しています。つまり、テザートークン(USDt)のセキュリティは、基礎となるブロックチェーン自体に依存しているのです。
すべてのUSDtは100%当社の準備金によって担保されています。準備金には法定通貨や現金同等物、その他の資産、及びTetherが第三者に貸し付けた債権が含まれる場合があります。
USDtは米ドルと1対1でペッグ(価格レートが一定に保たれている)されます。よって、Tether社は常に1 USDt = 1 USDと評価しています。Tetherは顧客の換金要請を常に引き受けることができ、これまでに換金要請に応じられなかったこと、または応じなかったという事例は一度もありません。
テザートークン(USDt)の時価総額は、2019年2月の約20億米ドルから、現在では250億米ドルまでに成長しました。これほどの成長は多くの人々がUSDtを信頼し、最も流動的で技術的に革新的なステーブルコインを好んで使用していることを反映しています。
私たちは今、取引のテザー化(Tetherization:テザリゼーション)を迎えていると言えます。現在、多くの暗号資産取引所がビットコインではなくUSDtで現物資産の取引市場を設置するようになってきています。さらにUSDtは、分散型金融(DeFi)など新興スペースを含む、デジタルトークンエコシステムの送金やデジタル分野の革新的なプロジェクトでますます利用されています。テザーは2021年もステーブルコインのイノベーションの最前線にあり続けると信じています。
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