(TraidingViewのXEM/USD 60分足チャート)
XEM/USDの60分足チャートを分析していきます。2月に入り上昇チャートを継続しているネム(XEM)。
2月1日からの値動きでは、2月1日に1月10日から意識されていたレジスタンスラインを突破、更にその後は1月10日以降のレジスタンスラインがサポートラインへとロールリバーサルされており、上昇チャートから明確な下値が意識されることになりました。
そんな中、2月8日には再び上昇を試みる展開と共に、大陽線を形成。2020年12月中旬以降から意識されていた長期レジスタンスラインを突破しています。
レジスタンスライン突破後は持ち合いの値動きを形成しながら更に上値を試そうとする動きが確認されています。
(TraidingViewのXEM/BTC 4時間足チャート)
XEM/BTCの4時間足チャートを分析していきます。対BTCチャートでは1月以降、上値を更新する度に一時強い反落の値動きを伴う展開が続いています。
しかし反落時も直近安値を下回る形ではなく、結果上値・下値共に切り上げる展開となっていることがわかります。
対法定通貨チャートにて強気相場目線となっているネム(XEM)は、対法定通貨チャートでも下値が切りあがっていることもあり、上昇を意識した取引がされていると予測されます。
しかし対BTCチャートでの取引は短期的なものが多く予測され、上値更新時は一時強い利確売りが繰り返している状況といえるでしょう。
現在のパターンから考えるとネム(XEM)は再び直近上値を更新するほどの短期上昇チャートを形成する可能性があります。
以前上値を試す展開が続いているネム(XEM)は直近上値である0.31ドル近辺がサポートラインとして意識される展開であり、短期的にも下値が切りあがっていることで今後も上昇の値動きが続く可能性は比較的考えられる展開です。
しかし現在の強気相場の背景にファンダメンタル要素が深く絡んでいる場合、短期的な上昇相場となる可能性もあり、突如の利確売りにも警戒する必要があります。
上値を更新するごとにその警戒は強める必要があり、チャート的にもその動きが形として現れる場合があります。
そのため、上値を切り下げるような持ち合いパターンや、一時的な大陰線の形成時は長期的にも上昇トレンドが終了する可能性も頭にいれていく必要があるでしょう。
上昇中のネム(XEM)では日本円にして36円台近辺を明確に超えるのか、それとも抵抗線として機能し、持ち合いの値動きを続けるのか注目です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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