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  • 2021/02/12
  • 2021/02/12
  • コイン東京編集部

マスターカードが仮想通貨決済を直接サポートへ。支払い手段に適した仮想通貨を選択予定

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マスターカードが仮想通貨決済を直接サポートへ。支払い手段に適した仮想通貨を選択予定
11日にマスターカードは、2021年後半から加盟店が自社のネットワーク上で選択した暗号通貨を受け入れることを可能にすると発表した。マスターカードとBNYメロンによる採用の発表を受けて、ビットコインは11日に48,364ドルの新高値を記録した。



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マスターカードが仮想通貨決済を直接サポートへ

これまでにも暗号資産プラットフォームでマスターカード決済を可能にするサービスはあったが、これらは背後でパートナーが法定通貨に変換してからマスターカードネットワークに送信するものだった。今後、直接複数の暗号資産をサポートすることで、マスターカードは非効率性をカットし、消費者と加盟店が購入時に仮想通貨と法定通貨の間で変換の手間を回避できるようにするという。

マスターカードのエグゼクティブバイスプレジデントであるRaj Dhamodharan氏は「当社は、人々に仮想通貨の使用を勧めようとしているのではない。しかし、私たちは、顧客、加盟店、ビジネスが、伝統的だろうとクリプトであろうと、デジタルバリューを移動できるようにするために取り組んでいる」と述べている。

マスターカードは新たなプロジェクトで対応する仮想通貨について精査しており、「消費者情報のプライバシーを尊重し、コンプライアンスの手順に従い、投資ではなく、支払い手段として人々が必要とする安定性を提供する仮想通貨を模索している」とRaj氏は加えた。

同日にBNYメロンは、2021年後半に従来の金融資産と同じ方法で、顧客の仮想通貨の保管業務を開始すると発表した。今週初めには、テスラも自社製品の支払い手段としてビットコインの受け入れを開始すると発表し、15億ドルのビットコイン投資を開示した。このニュースを受けて、ビットコインの価格は4万ドル台に載せていた。ビットコインは、機関投資家、有名人、大規模な投資家からの支持を集め続けており、年初来で60% 以上上昇しており、12日現在に48,000ドル付近で取引されている。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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