ビットコインの上昇相場が止まりません。
2月11日に500万円台に突入したビットコインですが、同じく9日後の2月20には600万円台にまで突入しています。
今年の元旦(1月1日)のビットコインの価格はほぼ300万円ですから、2か月もしないうちに価格が倍になったことになります。
まさに、天井知らずの相場という感もしますが、どんな強い相場にも調整は必要となります。
2月21日(日)ビットコインは614万円まで急騰するもののその後反落、586万円まで約28万円急落しています。
さあ、スピ―ド調整完了、ということで再度高値更新していくのではと期待したくなるところですが、その前に何故614万円で止まったのかを考える必要があります。
この水準にありそうな抵抗線(レジスタンスライン)というと、やはり6万ドルの壁ということになりそうです。
私たち日本人からすると円建てのほうが分かりやすいのですが、海外ではドル建てが一般的となりますので、世界中の投資家が6万ドルという価格帯を相当意識することになります。
つまり、すでに4週連続で陽線からの上昇となっているビットコインにとっては、調整するならちょうどよいタイミングということになるのかもしれません。
ビットコインのチャート上には、調整入りを示すいくつかの兆候(サイン)が出てきています。
チャートを確認しながら、一つ一つ確認していきましょう。
昨年からビットコインには22日前後の周期が頻繁にみられています。
株式市場などの場合、1か月の稼働日が22日前後となるため良く見かけるサイクルですが、土日も市場が開いている仮想通貨にとってはそれほど関係ないと思われてきました。
しかし、今回の暗号通貨爆上げ相場の主役は、機関投資家やヘッジファンドと思われますので、そう考えると22日周期もあながち有り得るのかもしれません。
いずれにせよ、4回連続している22日周期が5回連続すると考えると、2月21日(日)の614万円が目先の高値の可能性が出てきます。
ここから下落する場合に注目点としては、ボリンジャーバンド+1σライン(567万円強の水準)でサポートされるか、あるいは、MACDにデッドクロスが見られるかどうかです。
先週まででビットコインの週足チャートでは4週連続の陽線となっています。
今回のビットコイン相場が始まって以来、昨年10~11月にあった7週連続陽線を除くと、4~5週連続でいったん陽線が止まる可能性があります。
特に、値幅が拡大していることもあり、今回の4週連続陽線は注意したいところです。
ちなみに、
12月4日~1月4日~までの4週連続陽線では、197万円台から435万円台まで238万円の上昇(220%の上昇率)
1月25日~2月15日~までの4週連続陽線では、305万円台から614万円台まで309万円の上昇(201%の上昇率)
となっています。
40代男性。大手証券会社、大手通信会社の経営管理を経てセミリタイヤ。職務経験から、広く事業や経済動向、株式・先物・為替市場に精通。長らく株式トレードを行い、暗号通貨は2017年から。仮想通貨だけでなく、ビジネスや世界マーケットを絡めた視点から大人の分析ができるビジネスマン。
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