COIN TOKYO

  • 2021/02/27
  • 2021/02/27
  • コイン東京編集部

カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場でもカルダノが強い2つの理由とは?

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ビットコインの暴落から弱含みとなった仮想通貨相場の中で、カルダノ(ADA)が非常に強い動きを見せています。2月27日も30%超の上昇を見せており高値を更新しています。仮想通貨の代表格であるビットコインが弱含みの中、なぜカルダノ(ADA)は高値更新の動きを見せているのでしょうか?この動きは続くのか?

カルダノ(ADA)2月27日30%超の上昇で仮想通貨トップの上昇率

coinmarketcap.com

2月27日カルダノ(ADA)が30%超の上昇を見せ時価総額4億越えを達成するとともに、仮想通貨時価総額ランキングでビットコイン、イーサリアムに次ぎ第3位にランキングしてきました。

この仮想通貨暴落相場の最中で、唯一上昇トレンドを継続させているという感じですが、カルダノ(ADA)に何が起こっているのでしょうか?

前回のカルダノの記事も参照していただきながら、この強い相場の要因をここでは特にテクニカル面中心に検証していきたいと思います。

急落相場でもカルダノ(ADA)が強い2つの理由

今回、直接的な要因としては、2月25日にカルダノの開発に携わるIOHKが米時間3月1日に大型アップデート「Mary」をメインネットで実施することを正式に報告したことによるものと思われます。

これにより、カルダノ開発第3段階「Goquen」への移行がさらに進むことでスマートコントラクト機能が導入され、NFTの作成やDeFi機能の追加も期待されます。

確かに大きな発表ではありますが、すでに想定されていた話でもあり、価格が上昇する材料としてはいささか新鮮味に欠けるようにも思えます。

それでは、一体何が理由でカルダノはここまで強い動きを見せているのでしょうか?

チャートの形が良い

前回のカルダノの記事でも解説しましたが、最大の理由としてはチャートの形が非常に良いということで、ヘッジファンドや機関投資家がビットコイン、イーサリアム以外に投資する先としては非常に魅力的なチャートに見えたのではないでしょうか?

チャートは、カルダノの週足チャートです。オレンジ色のラインはイーサリアム(ETH)の週足チャートで、カルダノがいかに強い相場となっているのかが分かります。

長期間レンジ相場で動いていたものが、3週連続強力なレジスタンスラインに抑えられていましたが、4週目に突破したことで急騰し、そのタイミングで時価総額も1兆円越えとなり、ヘッジファンドなどの「クジラ」にとっては、非常に魅力的な仮想通貨(のチャート)に見えたのではないでしょうか?

明日は、2月最終日となりますが、明日余程の暴落をしない限りは2月の月足は長大陽線で終わりますので、少なくとも3月上旬まではこの強い相場が続く可能性があります。

イーサリアム(ETH)と比べた場合の割安感

そして、個人的にはこの理由が最も大きいのではと考えているのですが、イーサリアムとの比較感です。

今回の大型アップデートにより、将来的にはカルダノはイーサリアムの強力なライバルとなる可能性があります。

そもそもカルダノ(ADA)の創設メンバーにイーサリアム(ETH)の創設メンバーであるチャールス・ホスキンソン氏がいることからも、イーサリアムのライバルとみなされてきた暗号通貨ですが、時価総額が1兆円を超えたということから「クジラ」も参入しやすくなり価格が上昇し続けているのかもしれません。

一時20兆円越えを果たしていたイーサリアムの時価総額は現在18兆2000億円前後、対して、カルダノの時価総額は4兆6000憶円前後、どこまでその差が縮まるのか注目したいところです。

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