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  • 2018/09/30
  • 2018/09/30
  • コイン東京編集部 アオ

トロン(TRX)の仮想マシン(TVM)が10月8日までにアクティベイト

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9月28日、トロン(TRX)創設者ジャスティン・サン氏と開発チームはイベント「テクニカル・アップデート」を動画で配信しました。チームは、TRONエコシステムの拡大状況と、BitTorrentとの統合を図る「プロジェクト・アトラス」について共有しました。

プロジェクト・アトラス

Project Atlas(プロジェクト・アトラス)は、6月に買収した分散型ファイル共有サービスBitTorrent(ビットトレント)のネットワークを、TRONブロックチェーンと統合する取組です。前日の発表で、TRXトークンと引き換えにコンテンツを高速でダウンロードできるなど、BitTorrentユーザーがTRXを使用する様々なインセンティブを設けるプランを明かしていました。プレスリリースで、ジャスティン氏は以下のように述べています:

「Project Atlasは、新しいコンテンツ配信方法の基盤です。...Project Atlasは革命ではなくTorrent技術の進化です。TRONブロックチェーンの専門性と共に、我々の7人の開発チームは、今後数か月以内に最初の機能をリリースする予定です。」

さらにテクニカル・アップデートで、BitTorrentのクライアントソフト「uTorrent Web」が中国語にローカライズされ、国民に利用可能であると、コミュニティに通知しました。

EOSやETHよりも優れるTRX

ジャスティン・サン氏はTRXネットワークがイオス(EOS)とイーサリアム(ETH)のネットワークをいかに上回っているか、以下の情報を発表し、その後ツイートしました。
1. 同週に、トロンのトータルアカウント数が41万を突破。イオス(EOS)を20%上回り、ETHの13倍。
2. 1日の取引量のピークが440,135回を記録。ETHの49倍。
3. 平均取引回数146,041は、ETHの29倍。
4. 物理的に分散化している



4の分散化について、27のスーパー代表者(RS)のすべてが、現在円滑に運営されていると強調。RSがすでに「中国、米国、ロシア、ベトナム、イタリアでいくつかミートアップを開催して、多くの開発者や支持者のネットワークの理解を促進している。」と述べました。

TVM(トロン仮想マシン)の起動

10月8日に、メインネット上のトロン仮想マシン(TVM)をアクティブにすると発表しました。

「TVMは10月8日の投票の後、正式にアクティブ化される予定です。それまでに3つの主な機能―Committee、TVM、分散型取引所が有効になります。」

アップグレード

TRONメインネットは最近、バージョン3.1にアップグレードされました。さらに2回の更新が11月15日と12月末に予定されています。アップグレードは、インターネットを分散化させるために、プラットフォームのパフォーマンス向上を目的としています。

パートナーシップ

ジャスティン・サン氏は、トロンがスポンサーとして加わっている、「バイナンス寄付財団(BCF)」について祝しました、BCFは25日、「包括的かつ持続可能な発展を促進するためのブロックチェーン」という会議で、国連の開発ネットワークを先導する機関、国連開発計画(UNDP)とパートナーシップを締結していました。


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