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  • 2018/10/08
  • 2018/10/08
  • コイン東京編集部 アオ

トロン(TRX)が仮想マシン「Odyssey 3.1」アップデートを発表!ETHよりも速く、EOSよりも安くなる

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トロン(TRX)は、仮想マシン「Odyssey 3.1」をアップデートを発表しました。トロンのCEOジャスティン・サン氏の「ETHよりも速く、EOSよりも安くなる」という宣言はTRX価格の騰勢を後押ししています。同氏は、また今年10月に10周年を迎えるビットコインのホワイトペーパーについて言及しました。

トロンは新しいアップデートに備える

10月8日、トロンのCEOジャスティン・サン氏は、ETHよりも速くEOSよりも安価になる、という新しいアップデート「Odyssey 3.1」を発表しました。

サン氏はツイッターで以下のように述べています;



「コミュニティのコンセンサスに基づいて、トロンは午後8時(SGT)にOdyssey 3.1にアップグレードされます。トロン委員会の機能とTVM(TRON仮想マシン)の始動は、スマートコントラクト時代の始まりを告げるだろう。トロンはETHと比較して200倍速く、EOSの100倍安くなります。dAppの開発者とユーザーへ、これはあなたのためです!」

“EOSの100倍安くなる。”この意味について、最近、ジャスティン・サン氏は、メディアのIncvestmediaのインタビューで説明していました。トロンは、各開発者にとって「トロン仮想マシン(TVM)にほとんど無料で移行できる」と喧伝しています。ほとんど無料とはどういう意味か?と問われて、ジャスティン氏は以下のように述べています;

「TVMはイーサリアムの仮想マシン(EVM)と完全に互換性があります。TVMでスマートコントラクトをサポートし、トロン・アカウントを作成するために、少しTRXが必要です。しかしコストは微量なため、ほぼ無料と表現しています。対照的に、イーサリアムとイオス(EOS)でアカウントを作成して、コントラクトをサポートすると、10ドル以上の費用がかかります。」

また、ジャスティン氏は、イーサリアム(ETH)よりトロンが優れているポイントを聞かれて、以下のように主張しています;

「トロンは、アクセシビリティの重要性と、コミュニティへの貢献を重要視しています。我々はイーサリアムよりも迅速で安価であるという目標を確実に達成しており、活気にあふれた才能のある開発者コミュニティに、使いやすいネットワークを提供しています。例えば、強力な技術力を支援するため、Discordでコミュニティにパーソナライズされた迅速なテクニカルサポートを提供しています。」

「さらに、トロンはdApp開発の柔軟性も向上しています。既存のイーサリアム・スマートコントラクトを追加でき、独自のTRON dAppを開発するツールを備えています。」

サトシ・ビジョンのトーチを引き継ぐ

ジャスティン氏は、今年10月に10周年を迎えるビットコインのホワイトペーパーについて言及しました。

「ビットコインのホワイトペーパーは2008年10月31日にリリースされました。サトシ・ビジョンは達成していると考えています。しかし、トロンが将来にトーチを運ぶ事になるだろう。サトシは2008年11月にメールで、『転送可能なプルーフオブワーク(POW)トークンが価値を持つためには、貨幣価値を有す必要がある。貨幣価値を得るためには、非常に大きなネットワーク内で送金される必要がある。たとえば、BitTorrent(ビットトレント)に似たファイル交換ネットワークだ。』と伝えました。10年後の現在、トロンはサトシのコトバを受け取り、BitTorrentのブロックチェーンにおける重要な役割について、現実化しようとしています。我々は次の2クオーターにこのビジョンを全面的に展開し、新しい高みに到達する事を期待しています!」


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