COIN TOKYO

  • 2019/03/29
  • 2019/03/29
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

トロン(TRX)がdAppストア「CoinPlay」を買収、エコシステムのアクセシビリティを強化

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〇medium.com/@CoinPlayShop
トロン(TRX)は最近、ブロックチェーンベースのアプリストア「CoinPlay」の買収について発表しました。両社は、ユーザーが多様なdAppを簡単に見つけてダウンロードできるようにします。

トロンのジャスティン・サン氏は、昨年夏のBitTorrent買収に続いて、分散型インターネットのためのインフラストラクチャの構築に取り組んでいます。

初心者の分散型世界への参加をナビゲート

CoinPlayは、最も包括的で最新のブロックチェーンアプリケを提供することを目的とした、アグリゲーション・ストアとしての地位を確立しています。ブロックチェーンのソフトウェアやゲームをワンクリックでダウンロードできる他、実用的なガイド、ブラウザのナビゲーション、評価、主要通貨のインデックスなど、幅広いブロックチェーンのアプリとDAppが集約されています。評判の良いアプリを探したり、反対に評価の悪いアプリを省けるため、高いユーザーエクスペリエンスが提供されています。

将来的にCoinPlayは、マルチプラットフォーム、マルチ通貨に対応。リアルタイム相場、マルチプラットフォームの取引量/取引価格、GitHubクエリがサポートされる予定です。暗号業界の高品質なコンテンツも閲覧できるようになります。

CoinPlayを使用することで、初心者でも簡単に分散型の世界に飛び込むことができます。分散型インターネットの構築と、広範なdAppのエコシステム形成を目指すTRONブロックチェーンにとって、「CoinPlay」の買収はコミュニティの活性化と開発の促進に役立ちます。

トロン創設者のジャスティン・サン氏は、「CoinPlayの買収は、ブロックチェーン業界により良いサービスを提供することを目的としています。2019年は、TRONエコシステムが急激に成長する年です。」と述べています。

最近、トロンはTether(テザー)社と提携して、ステーブルコイン「テザー(USDT)」をトロンのTRC20標準で発行すると発表しました。早期採用者向けに初期予算2,000万ドル(約22億円)のマーケティング企画が組まれており、OKExやHuobi取引所でトロン版テザーを申請したユーザーは、年利最大20%のインセンティブを得る可能性があります。トロンは、ステーブルコインの導入によって分散型金融(De-fi)の可能性を模索します。

トロンエコシステムに最初期に加わったP2PファイルシェアリングBitTorrentは最近、新たにモバイルアプリ「BitTorrent Live」のベータテストを開始しました。新製品は、ユーザーがモバイルアプリ上でコンテンツを作成し、リアルタイム配信を可能にします。視聴者は配信者に、コメント、いいね、そして最終的には支払いという形でフィードバックを送ることができます。

BitTorrent Liveは最終的に、TRONブロックチェーン上で動作するBTTトークンを利用した支払いに対応し、ライブ配信者のコンテンツ収益化を支援する事になります。


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