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  • 2019/04/01
  • 2019/04/01
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

トロン(TRX)がギャンブルdAppsについて、日本の規制に準拠する姿勢を表明

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29日、トロン財団は「日本政府と協力し、いかなるトロンのdAppsが日本の法律や規制に違反した場合に必要な支援を提供する」と表明しました。

日本のユーザーによるギャンブルdAppsの利用を推奨しない

トロンは、日本のユーザーを対象としたギャンブルdAppsの利用を禁止する可能性を示唆しています。5つのポイントのうちの1つは、次のように述べています。

「TRONは、ギャンブル・アプリケーションに取り組んでいる開発者が日本のIPアドレスを持つユーザーをブロックすることを提案します。日本のユーザーの間でギャンブルアプリケーションの使用を促進しないでください。」

トロンは、日本の関連法令に厳密に準拠しており、日本のマーケットに関してギャンブルdAppsを推奨していない事を強調しました。また、「日本の開発者はトロンのプラットフォーム上でギャンブルdAppsを開発していない」と述べています。

トロン(TRX)ブロックチェーンには、ネットワークの所有権や有効性を決定できる27のスーパー代表者「SR」が存在します。トロン創設者のジャスティン・サン自身もSRです。同様の形式をとるイオス(EOS)のBPは、所有権を逆転したり、凍結させたりしています。

おそらくSRは、トロンネットワークのギャンブルdAppsの利用をIPアドレスに応じて禁止、無効にすることもできます。

トロンの場合、所有権を変更したい場合やdAppsを禁止したい場合は、SRに投票する事になります。つまり規制当局は、潜在的にトロンやSRに連絡して対応を依頼することができます。現在の所、日本の当局がトロン財団に働きかけたかどうかは明らかではありません。

今年1月、トロン財団はコンプライアンスの責任者に、元SECで証券規制のスペシャリストDavid Labhart氏を採用した事を発表しました。David氏は、トロンにおいてコンプライアンスの責任者と共同顧問弁護士を担い、ブロックチェーンと金融当局の間で規制上の調整を支援すると伝えられました。

TronBetは毎週の収益で4000万ドル以上を記録

3月上旬のCryptoglobeの報道によると、トロン・ブロックチェーンにデプロイされた分散型ギャンブルdAppsは、週間最高で4100万ドルの収益を記録しました。あるツイッターのユーザーVanceは、トロンユーザーが「TronBet」上で大規模な金額を賭けていたことを明らかにしました。


TronBetのトップユーザーは1週間で9800万ドルを賭けました。トップ20ユーザーは、4億5,500万ドルを賭けていました。


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