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  • 2019/08/10
  • 2019/08/10
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ライトコイン(LTC)ユーザーを対象としたダスティング攻撃が検出される

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ライトコイン(LTC)ユーザーを対象としたダスティング攻撃が検出される-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
仮想通貨取引所バイナンスは、ライトコイン(LTC)ユーザー向けの広範なダスティング攻撃を検出した事を報告しました。ダスティング攻撃(Dusting Attack)は、ウォレットアドレスに少量(数円相当)の仮想通貨を無作為に送り付けて、ウォレットの所有者を突き止めようとする試みです。

ライトコイン・アドレスを対象としたダスティング攻撃

ライトコインやビットコインを含む多くの仮想通貨は、Pseudonymity(偽名)性を有し、基本的に所有者の個人情報は特定されません。しかし、仮想通貨取引所では多くの場合、ユーザーは個人情報を登録します。

投資家が独自に管理するウォレット(モバイルウォレット等)と取引所口座のアドレスをリンクできた場合、悪意を持った攻撃者はターゲットを絞った方法で被害者を攻撃できます。潜在的にフィッシング攻撃などを仕掛けてユーザー情報を取得し、ウォレットから資産を奪う事に成功するかもしれません。

ダスティング攻撃は複数のアドレスの複合分析に依存しているため、ダスト資産が移動されなければ攻撃者はウォレット間をリンク付けする事ができません。Samurai Walletなど、ダストトラッキングのリアルタイムアラートを設けているウォレットもあります。

バイナンスによると、詐欺師たちは最近、仮想通貨ユーザーがウォレット内の微量のコインに注意を払っていないことに気づき、ダスティング攻撃をし始めました。

複数のライトコイン(LTC)ユーザーは、自分のウォレットに少量のLTCが送られている事に気づいている様です。確認できた範囲では、仮想通貨取引所KucoinのLTCウォレットにも送金されていた模様です。


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